資産5000万円を築いた、我が家30代夫婦の投資先をご紹介します。
コア・サテライト戦略
我が家では、「コア・サテライト戦略」を取り入れています。
コア・サテライト戦略とは、保有資産をコア(中核)部分とサテライト(衛星)部分に分け、コアは「守りの資産」として長期的かつ安定的に運用できる商品を保有し、サテライトは「攻めの資産」としてコアよりもハイリスク・ハイリターンの商品を保有します。
コア部分とサテライト部分をバランスよく保有することで、全体としてリスクやコストを抑えつつ、市場平均よりも大きいリターンの確保を目指します。
どの投資先が「コア」になるか「サテライト」になるか、またその比率は、投資する人のリスク許容度によって異なりますが、我が家では、以下の様に振り分けて投資しています。
コア部分(80%)
- 全世界株インデックスファンド
- 米国株インデックスファンド
- バランス型ファンド
- 米国株ETF
サテライト部分(20%)
- アクティブファンド
- 米国株ETF
- 仮想通貨
- FX
投資信託
投資信託での投資先は、全世界株式/米国株式インデックスや、リスクを抑えたバランス型ファインドをメインとしています。
長期的な成長が見込める全世界株式/米国株の比率が大きいファンドを選ぶのが基本です。
日本株の長期的成長は期待しづらいため、バランス型ファンドに関しては、日本株の比率が低いものを選ぶことがポイントです。
米国株連動インデクスファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(0.0968%)
- SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(0.0638%)
- SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(0.0638%)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(0.162%)
※()内は信託報酬
連動指数は、米国の代表的な500銘柄で構成されるS&P500、大型株から小型株まで約4000銘柄で構成されるCRSP USトータルマーケットインデックスと、それぞれ異なるものの、値動きはほぼ同一と考えてよいでしょう。
世界中の株式時価総額の半分以上を米国が占めています。
直近の米国株は高いリターンを記録しており、今後も米国企業が世界をリードし続ける可能性は高いと考えます。
全世界株連動インデックスファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(0.1144%)
- SBI-SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(0.1438%)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(0.199%)
連動指数は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(全世界の2700を超える銘柄で構成される。小型株を含まない)、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(全世界の9000を超える銘柄で構成される。小型株を含む)とそれぞれ異なるものの、こちらも値動きはほぼ同一と捉えて良いでしょう。
米国株への投資は外せない一方、投資をする上で資産の分散は必須です。地域を絞らずに投資できる全世界株インデックスは、リスクを抑えられるメリットがあります。
世界経済は右肩上がりに成長し続けており、今後も成長を続ける可能性は高いです。
バランスファンド
- セゾン・グローバルバランスファンド(0.56%)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(0.154%)
- 世界経済インデックスファンド(0.55%)
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(0.211%)
バランス型ファンドには様々な種類がありますが、我が家では、株式50%/債券50%で構成されるファンドを選んでいます。インデックスファンドに比べてリスクを抑えた投資先といえます。
バランス型最大のメリットは、資産配分が自動で適正化(リバランス)されることです。リバランスにより、収益の安定化、利回りの向上が望めます。また、リバランスする際に生じる税金がないことも魅力です。
一方、バランスファンドは、インデックスファンドに比べて手数料が高くなる傾向にあります。eMAXISは手数料が安めですが、8資産均等(12.5%ずつ)であるため、日本株は約60銘柄、先進国株は約1300銘柄で構成されることとなり、若干アンバランスな構成とも言えます。
ファンドの構成要素をしっかり調査し、日本株の割合が大きくないか、目的に合った運用方針か、等をしっかり確認すべきでしょう。
アクティブファンド
- セゾン資産形成の達人ファンド(1.34%)
アクティブファンドとして唯一投資しているのが、セゾン投信です。
アクティブファンドは、市場平均を上回るリターンを目指すファンドで、手数料はインデックスファンドより高くなります。一般的には、長期的にインデックスを上回るリターンを得るファンドは1割以下と言われています。
そのため、我が家ではサテライト枠として、資産の一部だけをアクティブファンドに投資しています。
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